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<2/8開催>クラウドユーザ会 開催レポート

2019.02.14

2019年2月8日(金)、ホテル日航金沢にて「クラウドユーザ会」を開催いたしました。
日頃お世話になっているユーザ様をはじめ当日は多くの方にご参加いただきました。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

業務の流れは止めずに繋げる!デジタルシフトで生産性革命

初めに基調講演として、株式会社船井総合研究所の斉藤芳宜氏をお招きし、「4ステップで取り組む!中小企業のデジタルシフト」と題して中小企業のデジタル化と生産性向上の秘訣をドイツ企業の取り組みを例にお話しいただきました。

人口や面積、GDPが似通ったドイツと日本を比較したときの最も大きな違いは「時間当たりの生産性」だと斉藤氏は語り、ドイツ企業の多くは業務のほとんどをデジタル化することで作業全体をスピーディーに進めているとご紹介いただきました。

講座の中では、デジタルシフトの進め方を4段階に分けてお話しいただき、実際にワーク形式で第1段階の社内コミュニケーションから第4段階のバックオフィス作業までの現状とあるべき姿を参加者の皆様に考えていただきました。

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また、全段階のデータを連携させ一元管理することで、データの流れを止めることがなくなり業務間の連携がスムーズになるため、時間当たりの生産性を向上できるとお話しいただき、デジタルシフトの必要性が認識できた講演でした。

Salesforce Einsteinで叶える業務の省力化!

第2講座は、株式会社セールスフォース・ドットコムの藤井丈嗣氏より「Einsteinの最新機能と将来について」と題してビジネスの進め方や過去のデータを基に、今後の予測や提案も行えるSalesforce Einsteinの導入事例をご紹介いただきました。

地盤調査を行う株式会社サムシングでは、地質チェックを行う専任担当者が不足しており作業が滞るという課題を抱えていました。
この課題を解決するためにSalesforce Einsteinを導入したところ、地質データを投入するだけで地質が合格ラインに達するかを自動判定できるようになり、それぞれの現場責任者が各自でチェックを行えるようになりました。

このように、専門知識や高いスキルが必要な作業はAIに置き換えることでユーザは次のアクションが明確になり、生産性向上へと結びつけることができるとお話しいただきました。
参加者の皆様がメモを取る様子からもAIへの関心の高さが伺えました。

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ついに登場!ロボ社員×OCR

第3講座は、当社の筏井より「ロボ社員の最新情報」と題してロボ社員の最新機能やこれまでに操作実績のあるシステムについてご紹介いたしました。

就業管理システムからのデータ転記や、ロボ社員の稼働状況をパトライトでお知らせするといったデモ動画をご覧いただきました。
そして、ロボ社員の新たな活用シーンとして「ロボ社員×OCR」をご紹介いたしました。
ロボ社員とOCRを組み合わせることで、読み取ったデータの利活用が可能になり、スムーズに次の業務へと進めるようになりました。
「ロボ社員×OCR」のデモ動画をお見せすると、スクリーンを撮影する参加者の姿が多く見受けられた他、講演終了後にはOCR機能に関するご質問をいただくなど、関心が高いことを感じられました。

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Salesforceユーザ会

Salesforceユーザ会では、ユーザ企業様の事例講演、タスクの事例紹介、意見交換会を行いました。
ユーザ企業様の事例講演では、業務の属人化や情報の分散といった問題をSalesforce でどのように解決したかを語っていただきました。また、今後の展望もお教えいただき、Salesforce でできることの幅広さを改めて感じられる講演となりました。

また、特に盛り上がりをみせたユーザ同士の意見交換会では、Salesforceの運用で抱えているお悩みや相談したいことを挙手にて発表いただき、先輩ユーザ企業5社に回答していただきました。Salesforce を定着化させるポイントや、導入がうまくいったきっかけ、成功/失敗談など数々の質問にお答えいただき、ユーザ同士で直接意見交換ができる分、より多くの実践的知識を得られる機会となりました。

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また、当初予定していた「タスクのイチ押し機能」は時間の都合上お伝えすることができませんでしたが、コラムやセミナーなどまたの機会にお伝えしたいと思いますので、ぜひ情報をチェックしてください!

ロボ社員ユーザ会

ロボ社員ユーザ会では、事例紹介、業務洗い出しワークショップを行いました。
事例紹介では、これまで行ってきたロボ社員の事例を一挙公開し、業務自動化のポイントを具体的にお伝えいたしました。

また、第3講座でもお伝えした「ロボ社員×OCR」の別の稼働事例もご紹介いたしました。
業務洗い出しワークショップでは、社内の課題を洗い出すために日々の作業を分析していただきました。
Step1として、社内の課題を部門ごとに幅広く書き出していただき、関連する作業をまとめていただきました。Step2では、Step1で書き出した作業の中から1つの作業をピックアップし、業務の流れを分析していただきました。実際に図式化することで、自動化できる工程改善すべき点が明確化されました。

タスク社員も交えた会話の中で新たな課題に気付くこともあり、終始リラックスした雰囲気でユーザ会を終えることができました。

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内容が盛りだくさんなクラウドユーザ会となり、当社メンバーも大変有意義な時間を過ごすことができました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

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