【クラウドを導入する前に】クラウドは本当に安全なのか?
2016.10.20
タスクの京谷です。
クラウドサービスのご提案に行くとお客様から必ず言われるのが、
「セキュリティは大丈夫なのか?」
という質問です。
Gmailのメールデータ消失(2011年)、レンタルサーバー事業者のデータ消失(2012年)などの記事を見れば、
外部にデータを預けるのは危険だと思うのも無理はありません。
総務省の調査でもクラウドを利用しない理由として、
「必要がない」に続く、2位が「情報漏洩などのセキュリティに不安がある(34.4%)」
となっています。
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h25/html/nc244140.html
本当にリスクはクラウドの方が高いのか?
IPA(情報処理推進機構)が発表した企業組織を取り巻くセキュリティ脅威は
- 標的型攻撃による情報流出
- 内部不正による情報漏えいとそれに伴う業務停止
- ウェブサービスからの個人情報の窃取
- サービス妨害攻撃によるサービスの停止
- ウェブサイトの改ざん
だそうです。
https://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2016.html
もし御社内に業務上の重要なデータがあった場合、
それらを漏洩、消失させず確実に事業を継続するためには、上記の攻撃や不正から守るすべを持たなければなりません。
私たちが紹介するクラウドサービス、顧客管理の「Salesforce」、容量無制限のファイル保存・共有サービス「Box」はセキュリティ対策に年間数百億円を投資しています。(セキュリティ事故はサービスだけでなく企業の存続にかかわるので当たり前といえば当たり前ですが)
顧客情報、顧客からのデータをどのように管理するべきかという検討の中に、今一度クラウドも見直してみてはいかがでしょうか。